・下水道工事の切り回し作業に特化、独自冷却構造で連続運転実現
総合建設機械レンタルのアクティオ(東京都中央区)は1月15日、下水道工事の切り回し作業に特化した水中ポンプ「パッシングポンプ」のレンタルを開始したと発表した。開口部内径600ミリメートルの1号マンホールに設置できるコンパクト設計が特長で、グループ会社の株式会社櫻川ポンプ製作所が仮設専用として開発した。
国内インフラの老朽化に伴い、下水道の更新・改修工事が年々増加している。こうした工事では施工区間への下水流入を防ぐため、下水を迂回させる「切り回し」作業が不可欠だ。しかし従来の汚水用水中ポンプは機械の構造上、1号マンホールに入らないものが多く、通過粒径の小さい汎用ポンプで代用せざるを得なかった。異物の多い下水では詰まりがトラブルの主因となっていた。
新製品は最大径600ミリメートル未満に抑え、1号マンホールへの設置を可能にした。独自の「片水路構造」を採用し、水位が低い状況でも排水の流れでモータを冷却できるため、連続運転が可能。水を吸い込み吐き出すインペラ部分には、耐久性に優れた球状黒鉛鋳鉄FCD500を使用した。
ラインアップは口径150ミリメートル(6インチ)の「UF-486V」と、同200ミリメートル(8インチ)の「UF-4158V」の2機種。出力はそれぞれ5.5キロワット、11キロワット。揚水量は毎分1立方メートルと同2立方メートル。異物通過径は30ミリメートルと45ミリメートルで、水位変動の大きい下水道工事のほか、土砂水の多い土木・建築現場での安定稼働を実現する。
同社は「レンタル」と「コンサルティング」を組み合わせた「レンサルティング」をコンセプトに、専門的なノウハウを活かした提案型サービスを展開している。今後も生産性向上に寄与する製品・サービスの提供を続ける方針。
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