KION、CFOクリスチャン・ハルムの任期延長、2029年7月まで

・経営体制の継続性を確保、財務組織の強化を推進

KIONグループ(KION Group AG):2026年1月12日

フランクフルト、KIONグループは1月12日、監督役会が最高財務責任者(CFO)であるクリスチャン・ハルム(Christian Harm)氏の任期を延長することを決定したと発表した。新たな任期は2029年7月まで。経営執行体制の継続性を確保するとともに、同社の財務組織のさらなる発展を図る。

監督役会会長のモーセン・ソヒ(Mohsen Sohi)氏は、「2023年の就任以降、マクロ経済および地政学的に厳しい環境が続く中で、ハルム氏はKIONの財務組織において重要なプロジェクトを主導し、企業のレジリエント(強靱)な成長に大きく貢献してきた」と評価。「資本市場に対する深い知見を生かし、主要ステークホルダーとの信頼関係を今後も維持・強化していく」と述べた。

ハルム氏は、KIONの新規株式公開(IPO、2013年)や、倉庫自動化大手デマティック(Dematic)の買収(2016年)など、同社の戦略的中核プロジェクトで重要な役割を果たしてきた。2006~2012年に調達部門を統括した後、2018年まで戦略部門を率いた。2019年にはリンデ・マテリアル・ハンドリング(Linde Material Handling)の財務・オペレーション担当エグゼクティブ・バイスプレジデントに就任。2021年からCFO就任まで、KION・インダストリアル・トラックス&サービス(KION Industrial Trucks & Services)のEMEA地域における財務担当エグゼクティブ・バイスプレジデントを務めた。
キャリアの初期にはユニリーバ(Unilever)、マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)、リンデ(Linde AG)などで経験を積んでいる。

<会社概要>
KIONグループ(KION Group AG)は、産業車両、統合オートメーション技術、AIベースのソリューション、ソフトウエアおよび関連サービスを提供し、世界のサプライチェーンの高度化を支えている。倉庫、生産拠点、流通センターにおけるマテリアルおよび情報の円滑な流れを実現し、100カ国以上で事業を展開する。

MDAX上場企業で、2023年の販売台数ベースではEMEA地域最大の産業車両メーカー。売上高ベースでは、2023年に中国市場で外資系メーカー首位、国内メーカーを含めると第3位となった。倉庫自動化分野では、2023年売上高ベースで世界最大のプロバイダーとしている。

2024年末時点で、同社の産業車両は世界6大陸で約190万台が稼働。従業員数は4万2,000人超、2024年の売上高は約115億ユーロ。

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