・本社本館を対象に既存建屋の省エネ化、27年1月完了へ
日精樹脂工業は1月8日、同社本社本館が「令和7年度ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業」補助金制度に採択され、ZEB化に向けた実証事業を開始したと発表した。事業は令和9(2027)年1月の完了を予定している。
今回の取り組みは、研究開発センターおよびQC棟に続く3棟目のZEB化事業となる。既存建築物を対象に、高効率空調機やヒートポンプ給湯機、外気利用制御、LED照明(在室・明るさ・初期照度補正・スケジュール制御)、高断熱化、高性能窓ガラスなどを組み合わせた省エネルギーシステムを導入する。
本社本館は窓の開口部比率が大きく、空調負荷が高い点が課題となっていた。このため、高効率空調機の導入に加え、高機能BEMS(ビル・エネルギー・マネジメント・システム)を採用。室内外の温度計測や負荷バランスに応じて、設備の最適な運転管理を行うことが可能となる。
また、BEMSによる遠隔監視機能を通じて、本社本館内の電力、空調、照明などのエネルギー使用状況を可視化。データとして把握・分析できる環境を整え、継続的な省エネルギー運用につなげる。
日精樹脂工業は、「企業活動と地球環境の調和を目指し、省資源・省エネルギー・汚染防止に努め、環境に配慮した取り組みを積極的に展開する」との環境理念を掲げており、今後もZEB化を含む環境負荷低減策を一段と推進していく方針。
コメントを投稿するにはログインしてください。