メッツォ、 中国浙江省にゴム製品新工場建設、鉱山・骨材向け消耗品の現地供給体制を強化

メッツォ(Metso):2026年1月8日

メッツォは1月8日、中国・浙江省衢州市(クージョウ)にゴム製品の新工場を建設すると発表した。鉱山および骨材分野で拡大する需要に対応するとともに、中国市場における顧客サービス体制の強化を図る。

新工場では、ゴムおよびポリメット(Poly-Met)製ミルライナーに加え、高性能ふるい用メディア「トレレックス(Trellex®)」の製造を行う。これにより、耐久性と信頼性に優れた摩耗部品を中国国内で安定供給し、顧客の設備稼働率向上と迅速な部品調達を支援する。

同投資は、主要顧客市場における地域オペレーションを強化するというメッツォの戦略に沿ったもの。中国での生産能力拡充により、現地生産・現地サプライチェーンを活用した短納期対応やサービス範囲の拡充を実現する。

新工場でのふるい用メディアの生産は2026年第1四半期に開始予定。ミルライナーについては、最新の製造技術を導入し、大型かつ複雑なゴムおよび複合材部品を高効率・高品質で生産する体制を整え、2026年上期後半の稼働開始を計画している。

■先進製造で高付加価値製品を供給

メッツォの消耗品事業部門プレジデントであるサソ・キタノスキー氏(Saso Kitanoski)は、「急速に成長する鉱山市場、とりわけ中国の顧客からの需要拡大を受け、今回の投資を決定した。衢州には当社の最先端鋳造工場もあり、ゴム、ポリメット、金属製ミルライナー、さらにはふるい用メディアまで、最新技術を活用した製品を提供できる。今回の投資は技術的優位性を強化し、競争力を一段と高めるものだ」と述べた。

メッツォは、鉱山向けのミルライナーおよびふるい用メディア分野で世界的な技術リーダーとして知られる。これらの製品は、信頼性向上、性能改善、長寿命化に加え、コスト削減、安全性向上、環境負荷低減に寄与する設計となっている。

また、メッツォのグレーターチャイナ市場統括プレジデントである梁暁峰氏(Xiaofeng Liang)は、「新工場は中国の顧客に大きな価値をもたらす。現地生産により納期を短縮し、地域のサプライチェーンおよび研究開発力を活用することで、グローバル基準に準拠した高品質かつ高度にカスタマイズされた製品を柔軟に提供できる。今回の投資は、中国市場に対する長期的なコミットメントを示すものだ」とコメントした。

メッツォは、骨材、鉱物処理、金属精錬分野向けに、持続可能技術とエンドツーエンドのソリューションおよびサービスを提供するグローバル企業。エネルギー効率や水使用効率の改善、生産性向上、環境リスク低減を通じて、顧客の事業価値向上を支援している。

本社はフィンランド・エスポー(Espoo)。2024年末時点で世界約50カ国に約1万7,000人の従業員を擁し、2024年の売上高は約49億ユーロ。ナスダック・ヘルシンキ(Nasdaq Helsinki)に上場している。

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