・産業用AIと自律化技術で現場変革、基調講演と実演を通じて訴求―
キャタピラー(Caterpillar Inc.) :2026年1月5日
キャタピラーは、世界最大級のテクノロジー展示会「CES 2026」において、産業用AI(Industrial AI)および自律化技術の最新動向と将来像を披露する。基調講演への登壇に加え、会場展示を通じて、先進技術が世界の作業現場をどのように変革しているかを紹介する。
同社CEOのジョー・クリード(Joe Creed)氏は、「キャタピラーのイノベーションの原点は、顧客が直面する最も困難な課題を解決することにある。この使命は将来に向けても変わらない」と強調。「デジタルによる深い洞察と機械に関する専門知識を融合させることで、顧客の重要な業務を支えるソリューション提供能力が加速・拡張している」と述べた。
■CES 2026 基調講演の概要
クリード氏は、全米民生技術協会(CTA:Consumer Technology Association)から基調講演者として指名され、キャタピラーのイノベーションの歴史と、先進技術による顧客体験の変革について語る。
講演には、エヌビディア(NVIDIA)のロボティクス・エッジAI担当バイスプレジデント、ディープ・タラ(Deepu Talla)氏も登壇し、産業分野のイノベーション加速に向けた両社の協業拡大を発表する予定。
また、最高デジタル責任者(CDO)のオギ・レジッチ(Ogi Redzic)氏、最高技術責任者(CTO)のジェイミー・マイナート(Jaime Mineart)氏が、AIおよび自律化ソリューションの最新開発動向を紹介する。
基調講演は1月7日(水)午前9時(米太平洋時間)より、ベネチアン(The Venetian)内パラッツォ・ボールルームで開催される。
■展示の主な見どころ
会場では、産業用AIと自律化を体感できる複数の展示を用意する。
• キャットAIネクサス(Cat AI Nexus)
小型油圧ショベル「キャット306(Cat 306)」に高度な知能を統合。ライブデモやインタラクティブ展示を通じ、リアルタイムの作業支援、安全機能、スマートフリート管理など、AI活用による現場効率化を紹介する。
• AIインサイト・ラボ(AI Insights Lab)
運用データを実用的な洞察へと変換するキャタピラーのAI活用手法を、来場者が間近で確認できる。
• 自律化の過去から未来へ(From First to Future in Autonomy)
30年以上にわたる自律化分野での実績を背景に、将来の自律型作業現場のビジョンを提示。実運用で培った技術力と将来志向の取り組みを強調する。
• イノベーション・シアター(Innovation Theater)
AIが作業ニーズを予測し、機械を誘導、リアルタイムで作業を統合管理する「次世代のコネクテッド・ジョブサイト」を没入型映像で紹介。安全性、生産性、効率性の向上を訴求する。
展示は、ラスベガス・コンベンションセンター西ホール、ブース番号5019で実施する。
■廃棄物処理分野での自律化事例も紹介
1月7日午後2時(米太平洋時間)からは、イノベーション・シアターにて、デジタル・技術・流通部門社長のボブ・デランジ(Bob De Lange)氏が登壇。廃棄物管理大手WMとともに、埋立地における自律化技術の導入事例や、安全性・作業性能向上に向けた取り組みを紹介する。
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