住友重機械、温室効果ガス・水循環観測衛星「いぶきGW」開発でJAXAから感謝状

・検出器冷却装置を開発

住友重機械工業は1月6日、温室効果ガス・水循環観測技術衛星「いぶきGW(ゴーサット・ジーダブリュー/GOSAT-GW)」の開発への貢献が評価され、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から感謝状を受領したと発表した。

同社は、三菱電機を主契約者とする開発体制のもと、「温室効果ガス観測センサ3型(タンソ・スリー/TANSO-3)」向けの検出器冷却装置を開発し、衛星システムの性能確保に貢献した。高精度な温室効果ガス観測には検出器の安定動作が不可欠であり、冷却装置は観測精度を左右する重要要素となる。

「いぶきGW」は、海面水温や降水量など水循環を観測する「高性能マイクロ波放射計3(AMSR3)」と、温室効果ガスを観測するTANSO-3を同時に搭載したハイブリッド衛星。2025年6月28日に種子島宇宙センターからH-IIAロケット50号機で打ち上げられ、今後は地球規模での温室効果ガス排出量把握や気候変動研究への貢献が期待されている。

住友重機械工業は、今回の感謝状受領を通じて、宇宙開発分野における技術力が評価されたとしており、今後も宇宙機器・関連システムへの技術提供を通じて、さらなる技術力向上と宇宙開発への貢献を進める方針。

【プロジェクト概要】
・衛星名:いぶきGW(GOSAT-GW)
・目的:温室効果ガスおよび水循環の地球規模観測
・主搭載機器:高性能マイクロ波放射計3(AMSR3)、温室効果ガス観測センサ3型(TANSO-3)
・住友重機械工業の役割:TANSO-3用検出器冷却装置の開発
・打ち上げ:2025年6月28日(H-IIAロケット50号機、種子島宇宙センター)

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