・新構造エレベータキャブ採用で揺れを28%低減、安全性・快適性・作業性を向上
住友建機は1月6日、スクラップ処理やリサイクル現場向けの新型マテリアルハンドリング機「SH250-8MH/LM/MF/EC」を1月15日から発売すると発表した。標準油圧ショベル「SH250-8」をベースに、専用ロングブーム・ロングアームを採用したMH仕様をはじめ、用途に応じた4仕様をラインアップし、安全性、快適性、作業効率のさらなる向上を図った。
マテリアルハンドリング機は、油圧ショベルに発電機や制御盤を搭載し、アーム先端にマグネット(金属吸着用)やグラップル(非鉄金属用)を装着することで、大量のスクラップを短時間で効率的に扱う機械。エレベータ式キャブにより高所から作業状態を確認でき、安定したハンドリングが可能となる。
新型機では、新構造のエレベータキャブを採用。キャブを支えるサブシリンダの追加や新規キャブサスペンションにより、作業中の揺れ(加速度)を従来機比で約28%低減した。連続作業時のスムーズな操作を実現し、オペレータの安心感と作業性を大幅に高めている。
快適性の面では、大型・高解像度の10インチモニターを新たに搭載。機械情報の視認性向上と直感的な操作を両立し、カメラ映像による安全確認もしやすくした。さらに、手袋着用時でも操作しやすいファンクションスイッチを配置。エアサスシートを標準装備し、大型背もたれやランバーサポート、シートヒーターにより、長時間作業時の疲労軽減を図っている。
作業性能では、複合操作時の流量バランスをモニター上で調整できる操作性カスタマイズ機能を搭載。オペレータの好みや作業内容に応じた最適な操作が可能となった。レバー応答特性調整機能により、機敏な動きから安定重視の操作まで柔軟に設定できる点も特長だ。新型角度センサの採用で干渉防止停止距離を改善し、手前作業性を向上。左右アームライト(LED)を標準装備し、夜間作業の視認性も高めた。
安全面では、機械後方270度を上空視点で表示するFVM(フィールド・ビュー・モニター)を標準装備。キャブ干渉防止機能やエレベータキャブ落下防止弁、緊急降下装置、大型アンダービューミラーなどを備え、現場の安全確保に配慮している。MH仕様では耐久性を強化したアームを採用し、負荷が集中する部位の形状・構造を最適化。MH(マグネット)/LM/MF仕様では、右前旋回半径を短縮し、周囲への干渉リスク低減を図った。
販売価格(税別)は、SH250-8MH(マグネット仕様)で4,700万円。年間販売目標は120台としている。
詳細は、ニュースリリース
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