・外需好調続く、内需は低調も全体では堅調推移
日本工作機械工業会が12月26日に発表した2025年11月の受注総額は1,370億円(前年同月比114.8%)と前年を大きく上回った。外需の好調が続く一方、内需は前月から減少し低調となったが、全体としては堅調な推移を維持した。
外需は1,050億円(同123.6%)と引き続き好調を維持。中国(同130.0%)や韓国(同187.8%)などの東アジアが大きく牽引し、台湾(同175.1%)も大幅増となった。北米は278億円(同112.0%)と堅調で、特にメキシコ(同160.5%)が好調だった。欧州では、EU(同127.9%)が好調を維持し、特にイタリア(同159.0%)とドイツ(同149.9%)が大幅増となった。一方、フランス(同89.6%)は前年を下回った。
内需は320億円(同93.2%)と前年を下回った。業種別では、航空機・造船・輸送用機械(同304.3%)が大幅増となり、うち航空機だけで同197.9%と前月の減少から一転して大幅増加。一方、自動車(同120.9%)は好調を維持したが、電気機械(同117.5%)も堅調だった。精密機械(同50.8%)は大幅減、一般機械(同80.6%)も減少となった。
また、販売額は1,424億円(同107.8%)、受注残高は7,595億円(同98.6%)だった。
1〜11月累計では、受注総額が1兆4,457億円(前年同期比107.7%)に達し、外需(同111.1%)が全体を牽引。内需(同99.8%)は前年並みにとどまっている。販売額も1兆4,236億円(同107.8%)と好調が続いている。