・グローバル展開と低炭素戦略の中核、初日で1億元受注
三一(SANY):2025年12月30日
三一集団(SANY Group)は12月23日、同社初となるグローバル建設機械リマニュファクチャリング拠点「三一湖南―海南インテリジェント製造産業パーク(SANY Hunan-Hainan Intelligent Manufacturing Industrial Park)」の操業を、中国・海南省東方市で開始した。グローバル化とサステナビリティ戦略を象徴するプロジェクトで、操業初日には東南アジアおよびアフリカ向けに総額1億元(約1,427万ドル)の受注を獲得した。
同パークは、中国においてパイロット自由貿易区(FTZ)とパイロット自由貿易港が共同で整備する初の産業団地。湖南省と海南省の産業基盤および政策面の優位性を組み合わせ、地域連携型の産業発展を通じて中国企業の海外展開を後押しする。
2023年8月に着工した同パークは、敷地面積150ムー(約10ヘクタール)。総投資額は6億元(約8,562万ドル)で、フル稼働時には年間約7億5,000万元(約1億702万ドル)の生産額を見込む。
拠点の位置付けは、国内外市場を対象とした地域リマニュファクチャリングセンターおよび資源流通プラットフォーム。建設機械の主要部品や中古機械の保守・再生を主軸に、産業資源の循環利用を促進する。
また、海南自由貿易区の枠組みの下、付加価値加工に対する関税優遇や、保税監督下でのリマニュファクチャリングが可能となるほか、法人税・個人所得税の優遇措置も適用対象となる。特に「デュアル15%」と呼ばれる税制優遇政策の恩恵を受け、外注工程についても法人税率15%の適用が認められている。
三一集団の唐修国会長(タン・シウグオ、Tang Xiuguo)は「本プロジェクトは、三一がグローバル化、デジタル化、低炭素転換を深化させる上での重要な戦略施策だ。今後もリマニュファクチャリングの新たなモデルを積極的に探索し、産業資源の循環利用を推進するとともに、建設機械産業全体のグリーン・低炭素化に貢献していく」とコメントしている。
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