ユングハインリッヒ(Jungheinrich AG):2025年11月27日
同社は、今回の役員交代が2024年春に発表されたサクセッションプラン(後任計画)に基づくものであり、計画通りに移行が進んでいるとしている。
ヒューズ氏は2009年の取締役就任以来、16年以上にわたって同社の財務戦略を主導。金融サービス事業の拡大、利益成長への重点投資、国際展開の加速、さらには米国市場でのM&A推進など、グループ全体の成長戦略に大きく貢献した。
監査役会および主要株主であるランゲ(Lange)、ウルフ(Wolf)両ファミリーは次のようにコメントした。
「ヒューズ氏は、ビジョン、誠実さ、強いリーダーシップを持って、10年以上にわたりユングハインリッヒの発展を牽引してきた。これまでの協力と成果に深く感謝する。」
後任のウルフ氏は2024年5月より取締役として参画し、会計、経営管理、税務、内部監査を担当してきた。同社監査役会議長のロルフ・ナヨーク(Rolf Najork)氏は次のように述べている。
「ウルフ氏は卓越した分析力と強いリーダーシップをすでに示している。財務部門を2030+成長戦略の中核として強化し、ユングハインリッヒの変革をさらに推進する役割を担う。」
ユングハインリッヒは、今回の経営体制移行を通じ、グローバル市場でのさらなる成長と財務基盤の強化を目指すとしている。