・ミニバックホー生産50周年を機にブランドカラー統一へ
クボタは11月25日、日本市場向けミニバックホー(ミニショベル)のボディカラーを、2026年1月出荷分より順次「クボタオレンジ」へ変更すると発表した。国内向け建設機械について同カラーに統一し、ブランド価値のさらなる向上を図る方針。
クボタの国内ミニバックホーは、約25年間にわたり「クボタブルー/イエロー」を採用してきた。従来カラーは国内市場で広く浸透し、同社の小型建機の認知向上に寄与した。一方、今回採用する「クボタオレンジ」は、1974年に生産を開始した初代ミニバックホー「KH-1」で使用されていた原点カラーで、現在は欧州・北米市場向け建設機械の標準色として展開している。
同社は2024年にミニバックホー生産開始から50周年を迎えた。今回のカラー変更は「原点回帰」と「次の50年に向けた挑戦」を象徴する施策と位置づける。対象機種は国内向けミニバックホー全モデルで、既存製品は順次新色モデルへ切り替えられる。
建設機械の統一ブランドカラー化により、国内外でのブランド認知・視認性向上を狙う。今後は道路・インフラ工事現場などで同カラーの建機が増加し、ブランドアイデンティティが強化される見通し。
同社は、「社会インフラソリューションNo.1カンパニー」を掲げ、環境保全と快適な社会・産業基盤の整備に向けた製品・サービス提供を継続する構え。
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