・半導体市場拡大を受け、サービス体制の強化へ-
荏原製作所のグループ会社であるEbara Precision Machinery Korea Incorporatedは、11月17日、韓国市場におけるドライ真空ポンプの製品供給体制およびアフターサービスのさらなる強化を目的に、京畿道平沢市(平沢ブレインシティ一般産業団地内)に2拠点目となるドライ真空ポンプオーバーホール(OH)工場を新設すると発表した。
新工場は最新設備を備え、ESGや省エネルギー対応も考慮した設計となる。敷地面積は約13,000平方メートルで、2025年10月末に着工し、2026年12月に竣工、2027年1月より稼働開始を予定している。これにより、韓国の主要顧客向けのOH能力が拡充され、安定供給と短納期化を通じて顧客満足度の向上が期待される。
荏原グループは、長期ビジョン「E-Vision2030」に基づき、本新工場を韓国市場における重要なサービス拠点と位置づけ、持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。グループ全体としてもESG重要課題に取り組み、SDGs達成と企業価値向上を目指している。
<プロジェクト概要>
所在地:大韓民国京畿道平沢市(平沢ブレインシティ一般産業団地内)
施設内容:ドライ真空ポンプオーバーホール工場(第二工場)
敷地面積:約13,000平方メートル
着工時期:2025年10月末
竣工時期:2026年12月(2027年1月稼働開始予定)
投資総額:非開示