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トーカロ、新工場棟建設に向け愛知・知多市で土地取得契約を締結

・名古屋工場の生産能力拡張、航空機・産業機械・鉄鋼分野の成長需要に対応

トーカロ(Tocalo、神戸市中央区)は11月12日、名古屋工場の新工場棟建設を目的に、愛知県知多市の分譲地を取得する売買契約を11月12日付で締結したと発表した。

今回の土地取得は、同社が重点領域と位置付ける航空機関連事業、産業機械、鉄鋼分野での需要拡大に対応し、生産能力を強化するもの。名古屋工場の南約12kmに位置する知多新南土地区画整理事業地内の工業地域を新たな拠点候補地として確保し、中部圏での受注・生産体制を一層強化する。

新工場棟は2026年4月に着工、2027年10月の竣工を予定しており、航空機向け表面改質や産業機械部品の加工など、高付加価値製品の生産基盤拡充を図る。今後は設計・設備計画を進め、既存の名古屋工場と連携した効率的な生産体制の構築を目指すとしている。

<新工場計画の概要>
土地所在地:愛知県知多市知多新南土地区画整理事業地内(名古屋工場から南約12.3km)
敷地面積:17,033.35㎡
用途地域:工業地域
所有権移転予定:2026年4月
工場着工予定:2026年4月
竣工予定:2027年10月
目的:航空機・産業機械・鉄鋼分野の生産能力拡張および事業強化

ニュースリリース

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