ユニオンツール、約62億円投じ長岡工場敷地内に第六工場を新設、生産能力を増強へ

ユニオンツール(東京都品川区)は11月11日、主力製品であるプリント配線板用超硬ドリルの生産体制強化を目的として、新潟県長岡市の長岡工場敷地内に新工場を建設すると発表した。新たに建設される「長岡第六工場」は、2027年6月の竣工を予定している。

今回の新工場は、第2工場から第5工場が立地する既存敷地内に建設されるもので、延床面積は約1万平方メートル、地上3階建て。総投資額は約62億円を見込み、自己資金で対応する。生産能力の増強に加え、発電設備の新設も行い、安定した生産供給体制の構築を目指す。

同社は本件について、「業績への影響は軽微」としているが、将来的な需要拡大に備えた中長期的な生産基盤の強化策と位置付けられる。

<新工場建設計画の概要>
新工場名:長岡第六工場
所在地:新潟県長岡市南陽(長岡工場敷地内)
建屋規模:約10,000㎡/地上3階建て
投資金額:約62億円(自己資金)
目的:プリント配線板用超硬ドリルの生産能力増強、発電設備の新設
竣工予定:2027年6月

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