徐工(XCMG):2025年11月5日
中国の建設機械大手・徐工集団(XCMG)は11月5日、董事長兼党委書記の楊東升(ヤン・ドンション)氏が代表団を率いて、深圳市の華為技術(ファーウェイ/Huawei)本社を訪問したと発表した。
楊氏一行は、華為の創業者である任正非(レン・ジェンフェイ)氏を表敬訪問し、産業の発展動向や「AI+建設機械」技術の応用、グローバル企業としてのガバナンスと経営革新、人材体系の構築など、幅広いテーマについて意見交換を行った。
両社は、デジタル技術とインテリジェント化を通じた中国製造業の競争力向上を目指し、今後も協力と交流を一層深めていく方針を確認した。
【補足】 今回の訪問は、中国を代表する建設機械メーカーと通信機器大手との連携強化を象徴するものとして注目される。特にAI技術の建設機械分野への応用については、両社の技術協力が今後さらに加速する可能性が示唆されている。
徐工集団は中国最大級の建設機械メーカーとして世界市場での存在感を高めており、デジタル化やスマート化への対応が重要な経営課題となっている。一方の華為は、5GやAI技術で世界をリードする企業として、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援に注力している。
両社の対話は、中国製造業の高度化とグローバル競争力強化に向けた新たな協力関係の構築につながるものと業界内で期待されている。
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