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アトラスコプコ、ブラジルのプロセスろ過装置メーカーを買収

・医療用ガスソリューション部門の技術力強化へ

アトラスコプコグループ(Atlas Copco Group):2025年11月4日、

スウェーデン・ナッカ発 — スウェーデンの産業機器大手アトラスコプコグループは11月4日、ブラジルのプロセスろ過装置メーカー、MKGエキパメントス(MKG Equipamentos Ltda.)を買収したと発表した。買収額は非公開。

MKGは2002年に設立され、ストレーナー、カートリッジ、ハウジング、自己洗浄フィルター、ミキサーなどの産業用プロセスろ過ソリューションの設計・製造・販売を手がけている。サンパウロに拠点を置き、従業員30名を擁する。今回の買収により、全従業員がアトラスコプコグループに加わる。

同社の主要顧客は医薬品、食品・飲料、エネルギー産業のほか、一般産業分野に広がる。2024年の売上高は約4,700万ブラジルレアル(約9,000万スウェーデンクローナ)。

アトラスコプコのコンプレッサー技術事業部門を統括するフィリップ・アーネンス(Philippe Ernens)事業部門長は「MKGをグループに迎え入れることができ、大変嬉しく思う。この買収により、当社のポートフォリオに高度なろ過技術が加わり、地域におけるプレゼンスも強化される」とコメントした。

MKGはコンプレッサー技術事業部門内の医療用ガスソリューション部門に組み込まれる。

■アトラスコプコグループについて
アトラスコプコグループは圧縮空気・真空ソリューション、エネルギーソリューション、排水・産業用ポンプ、産業用電動工具、組立・マシンビジョンソリューションを提供する4つの事業分野を展開。2024年の売上高は1,770億スウェーデンクローナ、従業員数は約5万5,000人。

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