斗山ボブキャット(Doosan Bobcat):2025年10月30日
斗山ボブキャットは10月30日、2025年第3四半期(7~9月)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比17.1%増の15億2,900万ドル、営業利益は同6.7%増の9,800万ドルとなり、増収増益を確保した。純利益は税還付の一時要因もあり、同27.5%増の6,000万ドルと大幅に伸長した。
業績の伸びは、北米および欧州での需要回復と前年の反動増が主因。地域別では、主力市場の北米が前年同期比17%増、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域も同16%増と堅調に推移した。一方で、アジア・中南米・オセアニア(ALAO)地域は需要減退により9%減少した。
事業セグメント別では、主力のコンパクト機械部門が前年同期比20%増と好調。ポータブルパワー部門も16%増加したが、マテリアルハンドリング部門は9%減少した。
キャッシュフローは引き続き堅調で、期末の純キャッシュは前年末比1億4,100万ドル増加した。
また、同社は1株当たり400ウォンの四半期配当を決定。年間配当1,600ウォン以上を維持する方針を改めて示し、株主還元の継続姿勢を強調した。
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