・天文学研究の発展支援で社会貢献活動を継続
タダノは11月4日、京都大学の花山天文台に対し、同社グループのタダノユーティリティ製電動屋内高所作業車「NUX06uj」(最大作業床高さ5.8m)を寄贈したと発表した。老朽化した既存機の更新を目的としたもので、天文台における観測設備の点検やメンテナンス作業の効率化、安全性向上に寄与する。
花山天文台は1929年に設立された歴史的天文台で、45cm屈折望遠鏡を備えたドーム型施設を中心に、日本の天文学研究やアマチュア天文学の発展に貢献してきた。同社は2019年、創業100周年記念事業の一環として「一般財団法人花山宇宙文化財団」を設立し、同財団を通じて天文台の存続と発展を支援している。2028年までの10年間、毎年1,000万円の寄付を継続する計画。
今回の高所作業車寄贈は、同社の社会貢献活動の一環として実施されたもので、タダノでは「日本の天文学分野の発展に少しでも寄与したい」としている。
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