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極東開発、テールゲートリフタ向け「荷物固縛装置」を新設定

・荷役作業時の安全性を向上、G型・CG型・V800tiltに対応

極東開発工業は10月30日、同社製テールゲートリフタ「パワーゲート®」シリーズ(G型・CG型・V800tilt)向けの新オプションとして、荷役時の荷物逸走・転倒を防止する「荷物固縛装置」を発売した。固縛レールとベルトによる荷物の固定機構を備え、作業現場での安全性と安心感の向上を図る。

■荷物の逸走・転倒を防止、作業安全性を強化

新たに設定された「荷物固縛装置」は、パワーゲートのプラットホーム左右に装着する固縛レールと、2種3本の固縛ベルト(A×2本、B×1本)で構成される。荷物をしっかりと固定することで、荷役時の逸走や転倒を防止し、作業者の安全確保に寄与する。

なお、装置の使用にあたってはキャスターストッパの併用が必須であり、プラットホームの有効幅は片側107mmずつ、計214mm狭くなる点に留意が必要だ。

■G型・CG型・V800tiltに対応、幅広い車型で展開

対応機種は、後部格納式のG型、床下格納式のCG型(2枚折れ仕様:DM/DL/DS、ロング仕様含む)、および垂直昇降式のV800tilt。いずれもアルミプラットホーム仕様で、特装車の多様な運用ニーズに応える。

■セーフティパッケージとの併用でさらなる安心を提供

同社では、LEDライトやウォーニングフラップ、反射テープ付きキャスターストッパ、側面落下防止アングルなどをセットにした「セーフティパッケージ」(G型・CG型向け)も別途オプションとして展開しており、今回の荷物固縛装置との同時装着により、安全性を一層高めることが可能となる。

希望小売価格は5.8万円(税抜・取付費込)

荷物固縛装置の希望小売価格は5万8,000円(税抜、取付費込み)。同社では今後も、顧客ニーズに即した製品ラインナップの拡充を通じて、特装車事業の強化を図る方針だ。

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