荏原製作所、汚水水中ポンプ「DKE型」を発売、異物詰まり抑制と高効率運転を両立

荏原製作所は9月30日、異物が詰まりにくいノンクロッグ設計を採用した新型の汚水水中ポンプ「DKE型」を発売した。世界の50Hz電源地域に対応し、下水道施設や産業排水処理など幅広い用途に向けて展開する。

今回投入するDKE型は、羽根車の形状を最適化することで異物の通過性を高め、詰まりの発生を抑制しつつ高効率運転を実現したのが特徴。加えて、耐久性の高い構造とメンテナンス性の向上により、ライフサイクルコストの低減に寄与する。

荏原は国内外で豊富な納入実績を持つ水中ポンプ事業を展開しており、新製品を通じて下水道分野の効率化・安定運用を支援する方針。世界の50Hz地域を対象としたグローバル展開により、拡大するインフラ需要にも対応していく。

同社は「DKE型は高効率かつ信頼性の高い運転を可能にし、環境負荷低減や運転コスト削減にも貢献できる」としており、今後の主要市場での販売拡大を見込んでいる。

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