斗山ボブキャット、世界12カ国で地域貢献活動を展開

・建機活用による環境保全・施設整備など、CSR強化へ

斗山ボブキャット(Doosan Bobcat):2025年9月26日

建設機械メーカーの斗山ボブキャットは、グローバル規模での地域貢献活動「Doosan Bobcat Community Days(DBCD)」を開始した。2025年は韓国、米国、チェコ、フランス、中国、インド、UAE、南アフリカなど12カ国において、700名以上の社員が地域福祉向上を目的としたボランティア活動に参加している。

韓国内では、ソンナム(Seongnam)本社、仁川のフォークリフト工場、昨年グループ入りした斗山モトロール(昌原)など、主要拠点周辺で多様な活動が展開された。9月25日には、ソンナム本社の社員50名が金土山での生態系保全活動に従事。仁川では40名が児童福祉施設「ボラメ子どもセンター」の設備整備を支援。昌原では20名が城山区域の排水路清掃に参加した。

海外でも20以上の拠点で同様の取り組みが行われ、パレットのアップサイクル、外来種の除去、海洋生態系の保護など、地域特性に応じた活動が展開された。加えて、斗山ボブキャットのローダーや油圧ショベルなどの建設機械が、切り株・岩の撤去、遊歩道や公園の整備、野球場のメンテナンス、植樹作業などに活用され、作業効率の向上に貢献した。

斗山ボブキャットのCEO兼副会長であるスコット・パーク(Scott Park)氏は、「DBCDは、私たちが暮らし働く地域社会とのつながりを強化する重要な機会です。社員一人ひとりの小さな行動が、持続可能な未来への礎となる」と述べている。

同社は今後も、建機メーカーとしての技術力と人材力を活かし、地域社会との共生を目指したCSR活動を継続していく方針。

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