ダンフォス(Danfoss):2025年9月25日
デンマークの産業機器大手ダンフォス(Danfoss)は9月25日、国際的なサステナビリティ評価機関エコバディス(EcoVadis)の2025年評価において、ゴールドメダルを獲得したと発表した。世界15万社以上の評価対象企業の中で上位5%に入り、産業分野では上位2%に位置付けられる高評価となった。
同社は脱炭素化と低炭素経済への移行を推進する技術開発を進めており、競争力のある持続可能なソリューションを提供することで顧客の温室効果ガス削減を支援している。今年は独自の「ダンフォス気候移行計画(Danfoss Climate Transition Plan)」を公表し、気候変動対策の取り組みを一段と強化した。
エコバディスのゴールドメダルは、環境、人権・労働慣行、持続可能な調達、倫理といった幅広い分野に基づく評価の結果であり、国連グローバル・コンパクトの10原則、ILO条約、GRI基準、ISO26000など国際規範を踏まえて算定される。
ダンフォスのトーマス・M・アウアーバッハ(Thomas M. Auerbach)最高サステナビリティ責任者兼財務部門統括は、「この受賞は顧客にとってダンフォスが持続可能性の達成に向けた強力なパートナーであることを示すもの。今後の継続的な改善の基準ともなり、さらなる挑戦の動機付けとなる」とコメントしている。
サステナビリティ評価は顧客や投資家、取引先にとって重要性を増しており、ダンフォスは「環境配慮を事業活動の中核に据えることで、グリーントランジションと顧客の成功を支える」としている。
コメントを投稿するにはログインしてください。