XEN GROUP、高松市に第6工場と研究所を新設、香川県企業誘致条例に基づく助成対象に指定

香川県は9月16日、XEN GROUP(高松市)が新設する第6工場および研究所「BASE-X LAB」を、香川県企業誘致条例に基づく助成措置対象企業に指定したと発表した。

同社は食品鮮度保持装置など自社開発製品の製造拠点を拡充するとともに、新技術開発を進める研究所を整備し、地域の雇用創出と産業振興を図る。

<投資概要>
• 第6工場(BASE-X)
• 建設地:香川県高松市三谷町3234-10
• 建築面積:4,814.10㎡
• 投資額:約21億円
• 業務開始:2026年3月1日(予定)
• 新規雇用:10名
• 事業内容:自社開発製品(食品鮮度保持装置等)の製造
• 研究所(BASE-X LAB)
• 建設地:同上
• 建築面積:863.11㎡
• 投資額:約7.5億円
• 業務開始:2026年4月1日(予定)
• 新規雇用:5名
• 事業内容:食品鮮度保持技術の研究および新製品開発

<会社概要>
株式会社XEN GROUPは1967年設立。香川県高松市に本社を置き、機械装置の開発・製造を中心に、食品・農業分野まで事業を展開している。
• XEN BRAND事業:SDGs達成を目指したビジネスモデル開発
• MACHINE事業:機械装置の開発・製造(マルチファクトリー)
• FOOD事業:付加価値創出型モデル工場
• AGRI事業:持続可能な農業による地域活性化
資本金は1,000万円。

■助成措置とサポート体制

今回の指定により、香川県の企業誘致条例に基づき投下固定資産額や新規雇用者数に応じた助成が行われるほか、高松市の企業誘致条例による助成も予定されている。

また、工場・研究所の新設に際しては、高松市と連携したワンストップサービスにより行政手続きがサポートされている。

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