ユングハインリッヒ、軽量高性能パレットトラック「AME 18」を発表

・狭小空間・重量制限環境に最適な新世代モデル

ユングハインリッヒ(Jungheinrich):2025年9月17日

物流機器大手のユングハインリッヒ(本社:ドイツ・ハンブルク)は、2025年9月17日、最新の電動パレットトラック「AME 18」を発表した。同機は、現代の物流現場が求める「効率性」「柔軟性」「安全性」を高次元で融合した軽量・高性能モデルとして開発された。

■ 1,800kgの積載能力と軽量設計

AME 18は、最大1,800kgの積載能力を持ちながら、車両自重を最小限に抑えた設計が特長。店舗や製造現場、トラック荷台など、スペースや重量制限の厳しい環境でも高い機動性を発揮する。

■ リチウムイオン技術と内蔵充電器

最新のリチウムイオンバッテリーを搭載し、メンテナンスフリーかつ高効率な運用が可能。内蔵型充電器により、一般的な電源コンセントでの柔軟な充電が行えるほか、バッテリー交換も迅速で、時間に制約のある物流プロセスにおいて大きな利点となる。

■ 直感的な片手操作と安全設計

左右どちらからでも片手で操作できるインターフェースを採用。微速走行ボタンにより、狭い通路でも精密な操縦が可能。強化スチール構造と保護付きサポートホイールにより、走行安定性と安全性を両立し、人・機械・貨物へのリスクを最小限に抑える。

■ グローバル開発体制による技術革新

AME 18は、ユングハインリッヒのノーダーシュテット(ドイツ)および青浦(中国)の開発拠点による共同プロジェクトとして誕生。技術的自立性と革新力を象徴する製品として、同社の次世代物流機器戦略を牽引する。

製品マネージャーのファルク・ゲクドゥルムシュ氏は「AME 18は、コンパクトさと堅牢性に加え、性能面でも新たな基準を打ち立てるモデルです」と語り、さらに「ノーダーシュテットと青浦のチームによる緊密な連携が、柔軟・強力・未来志向の製品を生み出しました」と開発体制の成果を強調した。

ニュースリリース