明治機械、大手飼料メーカー向け加熱加工設備更新工事を受注

・2026年納入予定、売上高の10%超規模の大型案件

明治機械は9月12日、JA全農くみあい飼料より、配合飼料製造工程における加熱加工設備の更新工事を受注したと発表した。老朽化した既存設備の刷新を目的とした本案件は、2025年3月期連結売上高(約65億円)の10%以上に相当する大型プロジェクトとなる。

納入は2026年9月を予定しており、売上計上は主に2027年3月期となる見込み。2026年3月期への業績影響は軽微とされている。

本工事では、飼料製造における加熱処理工程の効率化と品質安定性の向上が期待されており、同社のプラントエンジニアリング技術が改めて評価された形だ。契約金額は非開示だが、秘密保持条項および発注元の要請に基づくもの。

明治機械は、飼料・食品・化学分野を中心に、各種加工設備の設計・施工を手掛けており、今回の受注は同社の技術力と信頼性を裏付けるものとして注目される。

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