テレックス、ユーティリティ部門の販売体制を強化、北米・国際営業の新責任者を任命

テレックス・ユーティリティ (Terex Utilities ):2025年9月4日

ウォータータウン(米サウスダコタ州)、テレックスの環境ソリューション部門に属するテレックス・ユーティリティは、販売組織の強化を目的とした新たな人事を発表した。

北米における販売責任者には、製造業で約20年にわたり営業マネジメントを経験してきたブライアン・ウードストラ(Bryan Woudstra)氏がディレクター・オブ・セールスに就任。地域営業チームを率い、顧客重視の営業体制をさらに推進していく。同部門のエリック・クルーバー(Eric Kluver)副社長兼ゼネラルマネジャーは、「ブライアンの豊富な経験と顧客志向は、当社の事業成長に大きく貢献する」とコメントしている。

また、国際販売担当ディレクターにはスコット・サッサー(Scott Sasser)氏が就任。国内外で25年以上の営業リーダーシップを有し、販売および代理店開発を統括するとともに、地域によっては環境ソリューショングループ(ESG)の国際販売支援も担う。クルーバー副社長は「スコットの幅広い知見と専門性は、グローバルな販売施策と代理店戦略の推進に欠かせない」と述べている。

一方、現ESG国際販売・代理店開発シニアディレクターのマーティン・レヴィ(Martin Levy)氏は、ESGの国際販売を継続しつつ、テレックス・ユーティリティにおける中南米および西欧での販売・代理店開発を支援する役割を担う。

さらに、18年間にわたり国際販売を牽引してきたマイク・ティルデン(Mike Tilden)氏が担当を離れ、米国アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州での直接顧客対応に移ることも併せて発表された。クルーバー副社長は「マイクは中国、タイ、サウジアラビアなどにおける当社ユーティリティ事業の展開に大きく寄与した」と功績を称えた。

テレックスは今回の人事を通じ、北米・国際市場双方での営業力強化と代理店ネットワーク拡充を加速させる構えだ。

ニュースリリース