鍛圧機械、8月受注は19.6%減の253.4億円、プレス系が大幅にマイナス

日本鍛圧機械工業会が9月8日に発表した2025年8月の鍛圧機械受注総額は、253.4億円で、前年同月比で19.6%の減となった。昨年はプレス系で大きく伸びていた関係で、今回はプレス系が大幅にマイナスとなり、板金系、サービス系はプラスとなった。プレス系以外は国内・輸出ともに堅調に推移していることもあり、プレス系の復調が待たれる。

 機種別 によると、プレス系機械は102.6億円で44.1%の減となった。自動化装置のみ69.6%増で、小型・中型・大型・超大型プレス、油圧プレス、フォーミングと軒並みマイナスであった。

板金系機械は75.5億円で22.4%の増であった。ブレーキ・シャー42.4%増、レーザ・プラズマ70.0%の増でパンチングは28.4%の減であった。サービス系は75.3億円で8.0%の増であった。

内外別によると、国内は112.4億円で28.1%の減となった。輸送63.3%増、鉄鋼59.4%増、金属40.1%%増、一般34.0%増で、電気のみ11.4%減であった。

輸出は65.8億円で26.1%の減であった。中国向44.2%増、東南アジア向3.2倍、韓国向5.2倍であったが、北米向37.9%減、欧州向71.9%減、インド向け65.4%の減であった。

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