平田機工、車載用電子部品向け組立設備を受注、北米・東南アジア向けに60億円超規模の大型案件

平田機工(熊本県熊本市)は9月2日、自動車部品メーカーより車載用電子部品の組立設備を受注したと発表した。受注金額は60億円を超え、設備は北米および東南アジア市場向けに納入される予定。

同社は、自動車・半導体をはじめとする多様な産業分野に向けて、グローバルに生産設備の製造・販売を展開。特に自動車分野では、車種の多様化に対応可能な技術力と柔軟な生産体制を強みとし、国内外の顧客から高い評価を得ている。

今回の受注は、車載用電子部品の組立工程に対応する設備で、同社のエンジニアリング力および過去の納入実績が評価されたことによるもの。顧客名は守秘義務により非開示だが、資本・人的関係はなく、関連当事者間取引にも該当しないという。

平田機工では、今後も自動車分野における電動化・電子化の進展に対応すべく、設備開発力の強化とグローバル展開を加速させる方針。

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