岩手東亜DKK、新工場棟建設で地鎮祭を実施、生産能力強化とDX対応へ

東亜ディーケーケー(東京都新宿区)は9月1日、グループ生産拠点である岩手東亜DKK (岩手県遠野市)の新工場棟建設に先立ち、8月29日、岩手県遠野市の建設予定地で地鎮祭を執り行ったと発表した。地元関係者や施工関係者、両社役員が参列し、工事の安全と事業発展を祈念した。

同社は1970年代に竣工した既存工場の老朽化や生産量・人員拡大に伴う手狭さを背景に、中期経営計画で掲げる売上高200億円達成を見据え、生産能力の安定確保を目的として新工場棟建設を決定。新棟は延べ床面積を現行の約2.4倍とする次世代型工場で、生産性向上やDX推進に対応するほか、クリーンルームを設置し新製品対応力を高める。さらに、先進的な職場環境を整備することで、地域での人材採用の強化も狙う。

<新工場棟の概要>
• 所在地:岩手県遠野市綾織町鵢崎9地割9番地3
• 建屋概要:地上2階建て・鉄骨造、延べ床面積 約2,637㎡
• 着工/竣工予定:2025年9月着工/2026年11月竣工予定
• 投資額:約12億円
• 環境・省エネ対策:ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)を目指す

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