ソフトバンクロボティクス、大規模施設向けAI清掃ロボット「PUDU MT1」を販売開始

ソフトバンクロボティクス(東京都港区)は8月29日、大規模施設向けに設計されたAI搭載ロボット掃除機「PUDU MT1」(Pudu Technology製)の国内販売を開始した。少子高齢化や人手不足が深刻化する中、商業施設や物流拠点、工場など広大な清掃エリアを持つ現場において、省人化と衛生品質確保を両立するソリューションとして提案する。

同機はサッカーコート約14面分に相当する最大10万平方メートルのエリアをカバーできる性能を備え、大小様々なゴミを認識して自律的に清掃する。AIカメラによるゴミ認識やディープラーニングを用いた継続的な学習機能を搭載しており、定期巡回中にゴミを検出してスポット清掃する「AIスポットクリーニング」に対応する。

ナビゲーション面では、Lidar SLAMとVSLAMを組み合わせた高精度の自己位置推定により、動的環境下でも柔軟に適応。さらに、三次元奥行き認識とマルチセンサー融合技術を活用した安全設計で、複雑な空間をスムーズに移動できる。

同社は導入促進策として「無料トライアルキャンペーン」を開始。清掃面積3,000平方メートル以上の施設を対象に、50社限定で最大2週間の無償利用を提供する。申込多数の場合は抽選制とし、2025年12月末まで実施する。

ソフトバンクロボティクスは、これまでも配膳ロボットや案内ロボットなど多様な自動化ソリューションを展開してきたが、清掃分野では特に人材不足の影響が大きいことから、今回の新機種を投入する。大規模施設向けの清掃自動化需要を取り込み、国内市場でのロボット活用の裾野拡大を狙う。

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