・国交省の制度改正に対応し、ICT・チルトローテータ仕様機が新たに認定
住友建機は8月25日、同社グループが販売するICT施工対応油圧ショベルおよびチルトローテータ仕様機が、国土交通省の「ICT建設機械等認定制度」において新設された「省人化建設機械」区分の認定を取得したと発表した。
この制度は、ICT施工の普及促進を目的に2022年6月に創設されたもので、必要な機能を備えた建設機械や後付け装置を対象に認定を行う。2025年1月には、さらなる省人化(3割削減)を目指す取り組みの一環として、ICT機能やチルトローテータを搭載したバックホウなどを含む新たな認定区分「省人化建設機械」が追加された。
住友建機のICT施工対応機はすでに2022年に「ICT建設機械」として認定を受けており、今回の認定はそれに続くもの。これにより、同社のICT・チルトローテータ仕様機は、施工効率の向上と人手不足対策の両面で、国の認定を受けた先進的な建設機械として位置づけられることとなった。
◾️認定対象機種一覧
- チルトローテータ仕様油圧ショベル
SH75-7、SH120-7/SH125X-7/SH135X-7、SH120-8/SH125X-8/SH135X-8、SH200-7/SH235X-7/SH250-7、SH200-8、SH330-7/SH330LC-7/SH350HD-7 - バックホウ(3DMC/3DMG仕様)※2022年にICT建設機械として認定済
上記機種に加え、SH470HD-7、SH480LHD-7、SH500LHD-7、SH700LHD-7、SH800LHD-5
なお、本制度は中小企業庁が実施する「中小企業省力化投資補助金」とは直接の関連はない。
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