FUJIは8月22日、AMR(自律搬送ロボット)分野の新パートナー、Standard Robotsとの連携 よるスマートファクトリーソリューションの提供を開始することを発表した。
FUJIは自社が主導するスマートファクトリー共創アライアンス「FSF members」に参画するStandard Robotsと協業し、製造現場の自動搬送と実装システムを統合するソリューションの提供を進める。両社は2025年3月に中国・上海で開催された展示会「productronica China 2025」において、FUJIの実装機「NXTR Aモデル」への部品補給用マガジンの自動搬送デモを実施。既存導入工場でも実証実験を重ね、国内向けの提供準備を進めている。
今回の連携により、FSF membersを通じたAMRソリューションの選択肢が拡大し、スマートファクトリー導入時の多様なニーズに対応可能となる。FUJIはパートナー企業との協業を強化し、完全自動化工場の実現に向けた製品開発や機能拡張を進め、展示会やセミナーを通じて成果を共有する方針だ。
■FSF membersについて
2016年にFUJIが立ち上げたスマートファクトリー共創アライアンス。企業の垣根を超え、SMT工場の自動化・省人化・自律化を目指す。AMRメーカーやシステムインテグレーターも参画し、品質と生産性向上に貢献するソリューション開発を推進。2025年8月時点の参画企業数は38社。
■Standard Robots社について
中国・深圳市に本社を置くAMR開発・製造企業。SLAMナビゲーション技術や独自の制御アルゴリズムを活用し、製造業や物流業界向けに高効率な構内搬送ソリューションを提供。
■株式会社FUJIについて
電子部品実装ロボットおよび工作機械の開発・製造・販売を手掛けるグローバル企業。1959年創業。製造・介護・物流など幅広い分野でロボティクス技術を活用し、持続可能で心豊かな社会の実現を目指す。
所在地:愛知県知立市山町茶碓山19
代表者:五十棲 丈二
設立:1959年4月
事業内容:電子部品実装ロボット・工作機械の開発、製造、販売
資本金:5,878百万円
URL:https://www.fuji.co.jp/
SMT専用:https://smt.fuji.co.jp/
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