Deere & Company(ディア社):2025年8月21日
米農機大手のジョンディア(John Deere)は8月21日、テキサス州中部で7月に発生した豪雨による洪水被災者を支援するため、従業員と同社財団が協力して20万9,000ドル(約3,100万円)を寄付したと発表した。
今回の洪水はカー郡を中心に甚大な被害をもたらし、死者を出すとともに数千人が避難を余儀なくされた。ジョンディアのオースティン拠点から約100マイルのグアダルーペ川が氾濫し、住宅やキャンプ施設、地域一帯が浸水した。
同社ライフサイクルソリューション部門社長のジャスティン・ローズ氏は「テキサスに住む者として、また中央テキサス・フードバンクの理事として、さらには娘が被災地のキャンプに参加してきた親として、今回の洪水は非常に個人的な出来事だった。従業員が率先して支援に立ち上がり、販売代理店や顧客がジョンディア製機械を使って復旧に貢献する姿は本当に心強い」と語った。
ジョンディア財団は従業員からの寄付をマッチングし、総額は20万9,000ドルに達した。寄付金は食料や避難所の提供など、被災家庭への直接支援に充てられる。支援先は「テキサス・ヒルカントリー地域財団(カー郡洪水救済基金)」「サンアントニオ・フードバンク」「中央テキサス・フードバンク」など。
ジョンディア財団のタリン・エドジン会長は「従業員が困難な時に立ち上がったことを誇りに思う。財団は寄付を倍増させ、より多くの家庭が必要な支援を受けられるよう取り組んだ」と述べている。
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