・ESG経営の強化を加速、中期計画と連動し持続可能な社会の実現へ
アマダは8月4日、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の代表的な国際指数「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に選定されたと発表した。
「FTSE4Good Index Series」は、英FTSE Russellが提供する世界的な株価指数で、ESGの観点で優れた企業を対象に構成されている。2025年6月時点で、全世界で2,045社、日本企業では278社が選定されている。
このほかアマダは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用する日本株のESG投資指数である「FTSE Blossom Japan Index」「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」「S&P/JPXカーボン・エフィシエント指数」「Morningstar日本株式ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)」の各構成銘柄にも選ばれており、ESG分野での取り組みが国内外から高く評価されている。
アマダは、2030年に向けた「長期ビジョン2030」で「ESGの推進」を重点項目の一つに掲げており、2025年度までの中期経営計画でも「ESG経営・体制強化」を基本戦略と位置づけている。今回の選定について同社は「これまでのESG活動や情報開示が評価された結果」とし、今後もステークホルダーとの対話を重視し、モノづくりを通じた社会課題の解決に取り組む姿勢を示している。
※ESG投資:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の要素に配慮して企業を選別する投資手法。