日鉄エンジニアリング、夏季の働き方キャンペーン実施 省エネと働き方改革を両立

 日鉄エンジニアリングは8月5日、カーボンニュートラルの実現を見据えた省エネルギー対策と働き方改革の一環として、「2025年 夏季の働き方キャンペーン」の実施を発表した。昨年に続く取り組みで、今年も年次有給休暇の取得促進やオフィスの省エネ運用などを通じて、快適な職場環境と地球環境への配慮の両立を図る。

■年休促進と柔軟な勤務を両立

 同社は「エコ年休」と題し、7月下旬から8月にかけて年次有給休暇の取得奨励日を8日間設定。7月25日から8月29日までの金曜やお盆期間を中心に設定し、これらの日は会議を避けるなどして休暇取得を後押しする。また、業務の都合で出勤する社員に対しても、定時退社を推奨している。

 服装に関しても、通年でTPOに応じた自由なスタイルを認めるガイドラインを継続し、快適な職場づくりを推進している。

■オフィスの電力使用を最適化

 オフィスでは冷房運転開始時間を通常の8時30分から7時に繰り上げることで、出勤時間の柔軟化と快適性を確保する。また、以下の継続施策も展開している。

 照明をLED化し、照度を1000lxから500lxへ引き下げ(2022年度完了) 退社時のPC電源オフやスリープ設定による省電力化 空調の自動停止(18:30)、照明の一斉消灯(22:00)、窓ブラインド自動降下(18:00) エレベーターの効率運用と「2階以上は階段、3階以上は下り階段」の“2UP 3DOWN”運動

 これらの取り組みにより、省エネと健康増進の両立を図る。

■SDGsを踏まえ、持続可能な職場環境を追求

 同社は上記施策に加え、業務のペーパーレス化も積極的に推進しており、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する企業姿勢を明確にしている。今後も、地球環境に配慮しつつ働きやすい職場環境の整備に取り組む方針だ。

【概要】

■発表日:2025年8月5日

■実施内容:

・年休取得奨励日「エコ年休」の設定(7/25、8/1、8/8、8/12、8/15、8/18、8/22、8/29)

・TPOに合わせた通年の自由な服装

・冷房稼働時間の繰り上げ(8:30→7:00)

・LED照明化と照度低減(1000lx→500lx)

・PC・複合機のスリープ設定、空調・照明の自動制御

・階段利用の奨励(2UP 3DOWN運動)

■目的:省エネ推進と働き方改革の両立、SDGsへの貢献

 ニュースリリース