三菱ロジスネクストは7月25日、国内向けフォークリフトの販売価格を9月1日受注分から6.0~7.0%引き上げると発表した。原材料価格の高止まりや物流・労務コストの上昇に対応する。
銅や鉛、鉄鋼などの原材料価格が依然として高水準で推移する中、運賃や人件費の上昇も続いており、同社では従来からコスト削減や生産プロセスの効率化に取り組んできた。しかし、「調達コストの上昇は企業努力で吸収できる範囲を超えている」とし、今回の価格改定に踏み切る。
値上げの対象となるのは、バッテリー式およびエンジン式のフォークリフト、構内運搬車(ウォーキータイプローリフト)、ショベルローダーなど。国内市場向けの販売が中心となる。
同社は「今後も生産性の向上やコスト低減に努め、顧客に満足してもらえる製品とサービスの提供を目指す」としている。
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