・造園・灌漑業界向けの優れた新製品として評価
Bobcat Company(ボブキャット社):2025年7月17日
建設機械や小型作業機で世界的に知られるボブキャット社(本社:米ノースダコタ州ウェストファーゴ)が、2025年4月に発売した新型ミニ・トラックローダー「MT120」が、米業界誌 OPE+ による「Twenty for 2025 New Product Award(2025年注目の新製品トップ20)」に選出された。
この賞は、屋外作業機器や灌漑関連製品、肥料、ハードスケープ資材、業務用ソフトウェアなどを対象に、革新性や市場性、実務への適合性を評価し、特に優れた新製品を表彰するもので、造園・灌漑業界の専門家にとって重要な指針となっている。
「MT120」は、ボブキャットがこれまでに開発した中で最もパワフルなミニ・トラックローダーで、狭所作業に最適なコンパクトサイズながら、業界トップクラスの作業能力とリフト高・リーチ性能を誇る。標準トラック仕様で幅わずか36インチ(約91cm)に対し、最大88インチ(約2.24m)の持ち上げ高さ、22インチ(約56cm)のリーチを実現している。
ボブキャット社のシニア・プロダクトマネージャー、ケイティ・レデニウス氏は「MT120は小型で高い機動力を持ちながら、大型機並みのパフォーマンスを発揮できる機種です。重量物の持ち上げや運搬を容易にし、多様な作業を効率的にこなすことが可能です」とコメントしている。
さらに、MT120は高い耐久性と低コストの維持管理性を備え、豊富なアタッチメントに対応。掘削や伐採、資材の運搬、地ならし、清掃、除雪、配管工事、コンクリートの破砕・除去、溝掘りなど、20種類以上の用途で活用できる。
OPE+編集長のグレン・ハンセン氏は「本賞は、革新性・市場性・業界への貢献度の観点から優れた製品とメーカーを表彰するものであり、ビジネスの生産性を大きく向上させる製品群が多数登場している今、業界は非常に活気に満ちています」と述べた。
今回の受賞製品一覧は、OPE+ 誌の2025年7・8月号および公式ウェブサイトに掲載される予定。
■ボブキャット社について
1958年にコンパクト建機の業界を創出して以来、ボブキャットは「人々の可能性を広げる」ことをミッションに、建設、農業、自治体など多様な分野に向けて、スマートかつ実用的なソリューションを提供してきた。ローダー、掘削機、トラクター、ユーティリティビークル、アタッチメントなど、豊富な製品群とグローバルな販売網を背景に、より持続可能な社会の構築に貢献している。ボブキャットブランドは、韓国・斗山(Doosan)グループ傘下のDoosan Bobcat Inc.によって展開されている。
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