レクザム、香川県綾川町に自動車部品工場を新設

・県が企業誘致条例に基づき助成指定

 香川県は7月10日、自動車部品や電気機器などを手がけるレクザム(大阪市中央区)が綾歌郡綾川町に新工場を建設する計画を発表し、同社を「香川県企業誘致条例」に基づく助成措置対象企業に指定したと明らかにした。

 新設されるのは「綾歌工場」の3棟で、建設予定地は綾川町山田下3601。建築面積は合計5,108平方メートルにおよび、投資額は約14億円。操業開始は2026年4月(令和8年4月)を予定しており、自動車用板金部品の製造を担う。新たに40人の雇用創出が見込まれている。

 香川県と綾川町は、工場新設に向けた各種行政手続きに対し、ワンストップサービスによる支援を実施。今後は、投下固定資産額や新規雇用者数に応じた助成金の交付も行う予定。

 レクザムは1960年(昭和35年)に設立され、電気機械器具の製造を主力とする企業。幅広い製品分野を持ち、グループ全体で多角的な事業展開を行っている。

 今回の工場新設は、地域経済の活性化や雇用拡大に寄与するものとして、県・市町が連携して積極的に支援している。

<綾歌工場3棟 投資概要>(予定)
建設地:香川県綾歌郡綾川町山田下3601
建築面積:5,108.34平方メートル
業務開始:2026年4月予定
投資額:約14億円
新規雇用:40名
事業内容:自動車用板金部品の製造

 ニュースリリース