・自動車業界40年超の経験を持つ元GM幹部が参画
Cummins Inc(カミンズ社):2025年7月14日
米国の総合パワーソリューション企業であるカミンズ(NYSE: CMI)は14日、、マシュー・ツィエン(Matthew Tsien)氏を取締役として選任したと発表した。
カミンズのジェニファー・ラムジー(Jennifer Rumsey)会長兼CEOは、「マット(ツィエン氏)を取締役会に迎えることを光栄に思います」とコメント。「彼の深い技術的専門知識、グローバルリーダーシップの経験、そして革新への強い実績は、我々の『デスティネーション・ゼロ』戦略を推進し、エキサイティングながらも急速に変化するグローバルな環境を乗り切る上で非常に貴重なものとなるでしょう」と述べた。
■豊富な自動車業界経験
ツィエン氏は自動車業界で40年超の経験を持ち、ゼネラルモーターズ(GM)で数々の上級指導職を歴任した。最も最近では、同社のエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高技術責任者(CTO)として、将来技術への取り組みを主導し、電動化技術への投資を加速させた。
また、GMベンチャーズの社長として同社のベンチャーキャピタル投資を監督し、イノベーションを促進したほか、その前にはGMチャイナの社長も務めた。
現在は、AGCO Corporation(農機大手)とMagna International(自動車部品大手)の取締役を兼務している。ケタリング大学で学士号、スタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学で修士号を取得している。
■カミンズについて
カミンズは1919年の創業以来、米国インディアナ州コロンバスに本社を置く世界的なパワーソリューションリーダーである。エンジン、コンポーネント、流通、パワーシステム、および「アクセレラ by カミンズ」の5つの事業セグメントで構成されており、グローバルな製造拠点と広範囲なサービス・サポートネットワーク、熟練した労働力、そして豊富な技術的専門知識に支えられている。
同社は持続可能性への取り組みに基づいた「デスティネーション・ゼロ」戦略にコミットしており、顧客がエネルギー転換を成功裏に乗り切れるよう、幅広い製品ポートフォリオで支援している。製品は、先進的なディーゼル、天然ガス、電気、ハイブリッドパワートレインから、後処理システム、ターボチャージャー、燃料システム、バルブトレイン技術、制御システム、エアハンドリングシステム、自動変速機、アクスル、ドライブライン、ブレーキ、サスペンションシステム、電力発生システム、バッテリー、燃料電池、電動パワー技術、水素生産技術を含む革新的なコンポーネントやサブシステムまで多岐にわたる。
現在、約69,600人の従業員を擁し、教育、環境、機会平等という3つの企業責任の優先事項を通じて、より繁栄した世界の実現に貢献している。2024年の売上高は341億ドル、純利益は約39億ドルを記録した。
詳細情報:https://www.cummins.com/
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