柳工、マレーシアの発電所プロジェクト向けに150台近くの建機を納入

・地域の産業基盤構築と雇用創出を後押し

 中国の建機大手・柳工(Liugong)は7月5日、マレーシアで進行中の電力関連プロジェクト向けに、約150台の建設機械を納入したと発表した。納入された機種は、大型ホイールローダー、油圧ショベル、ロードローラー、ブルドーザー、鉱山用ダンプトラックなど多岐にわたる。顧客には、同プロジェクトに関与する複数の主要事業者が含まれている。

 このプロジェクトは、マレーシアの州内における自然資源の有効活用を目的とし、地域産業の発展基盤の構築と雇用の創出を図るもの。納入された柳工の建機群は現在、現地の建設現場で稼働を開始しており、その高い性能と信頼性によってプロジェクトの円滑な推進を支えている。

 柳工は、建機の大量導入を通じて地域経済の持続可能な成長に貢献するとともに、今後も現地のニーズに即した製品とサービスの提供を強化していく方針。

(写真)マレーシアの顧客に納入された鉱山用ダンプトラックの一部。

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