・環境対応で6年連続の最高評価、CO₂削減目標も達成
ナブテスコは7月7日、国際的な環境評価機関であるCDPより「サプライヤー・エンゲージメント評価(Supplier Engagement Rating)」において、最高評価となる「Supplier Engagement Leader 2024」に選定されたと発表した。これにより、同社はすでに獲得している「気候変動」分野のAリスト入りと合わせて、環境対応の2分野で6年連続の最高評価となった。
ナブテスコでは、事業活動全体で環境負荷低減を図る環境マネジメントを推進しており、とりわけ気候変動対策を経営の最重要課題の一つとして位置付けている。2024年度は中期経営計画の最終年度にあたり、CO₂排出量を2015年比で25%削減するという目標を達成。2025年度からは新たな中期計画の初年度として、2027年までに同50%削減を目指す。
具体的な取り組みとして、同社は高効率設備の導入や、環境配慮型の工場建屋の新築・更新による省エネ活動を展開。加えて、太陽光発電などの再生可能エネルギー導入も進め、創エネ活動の強化に努めている。
また、サプライチェーン全体での脱炭素化も重視し、取引先に対してはCO₂排出量の算定手法や削減目標の設定支援などを積極的に行っている。
ナブテスコは今後も、環境・社会課題の解決を通じて持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。
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