日本工作機械工業会、2025年5月受注確報

・外需が好調を維持し、全体を牽引

 日本工作機械工業会が発表した2025年5月の受注総額は1,287億円(前年同月比103.4%)と堅調に推移し、外需が全体を押し上げた。

 外需は、957億円(同106.7%)と堅調で、特に北米(同118.7%)や中国(同110.6%)の伸びが顕著。一方、欧州(同91.7%)は前年を下回り、特に英国・トルコが大幅減。
 内需は、330億円(同94.8%)と前年割れ。電気機械(同152.5%)や官公庁・学校(同381.5%)は好調だったが、自動車(同62.0%)は低調。
 また、販売額は、1,113億円(同98.5%)、受注残高は、7,131億円(同90.0%)だった。

 1〜5月累計では、受注総額が6,443億円(前年同期比106.3%)に達し、特に外需(同109.3%)が牽引。販売額も6,990億円(同116.7%)と好調が続いている。

 2025年5月(確報)