・2030年までに売上高14兆8,000億ウォン目指す
HD Hyundai XiteSolution :2025年7月1日
HD現代建機(HD Hyundai Construction Equipment )とHD現代インフラコア(HD Hyundai Infracore)は7月1日、それぞれの取締役会で両社の合併を決議した。新会社は2026年1月1日付で「HD現代建機(仮称)」として発足する予定で、合併後の連結売上高は約8兆ウォン(約61億5,000万ドル)となる見通し。
今回の統合は、世界的な市場競争の激化や先行き不透明な経済環境の中で、技術力の強化やコスト競争力の確保、意思決定の迅速化を図る狙いがある。両社は9月16日に臨時株主総会を開催し、関係当局の審査を経て正式に統合を完了する予定。
新会社は、従来の「HYUNDAI」と「DEVELON」の2ブランド体制を維持しながら、建設機械事業を中核に、エンジン事業やアフターマーケットサービスの拡大を図る。小型から超大型までのフルラインアップを構築し、地域ごとの生産体制最適化によるスケールメリットの追求を目指す。
さらに、電動化やスマート建機といった次世代製品の開発に向けて統合R&D機能を活用し、持続的な成長のための「将来の成長エンジン」を確保するとしている。
2030年には売上高14兆8,000億ウォン(110億米ドル)を目標に掲げ、グローバル建設機械業界におけるリーディングカンパニーへの飛躍を図る構え。
合併比率については、HD現代インフラコアの普通株式1株に対し、HD現代建機の普通株式0.1621707株を割り当てる。
HD Hyundai XiteSolution(建設機械部門の持株会社)のチョ・ヨンチョル社長は「今回の合併は、HD現代建設機械部門の持続的な成長を後押しするものであり、韓国の建設機械産業の発展にとっても重要な転機となる」と述べた。
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