ボブキャット、ローラ・ネス・オーウェンズ氏をCMOに任命

・マーケティング部門の幹部人事も発表

 Bobcat Company(ボブキャット社):2025年7月1日

 米ノースダコタ州ウェストファーゴ—-建設機械や作業現場向けソリューションを展開するグローバルブランド、ボブキャット社(Bobcat Company)は、ローラ・ネス・オーウェンズ(Laura Ness Owens)氏を最高マーケティング責任者(CMO)に任命したと発表した。同氏は新設されたこの役職で、同社のグローバルなマーケティング、ブランド戦略、顧客体験、コーポレートコミュニケーションを統括する。

 ネス・オーウェンズ氏は2003年にボブキャット社に入社して以来、マーケティング、ブランドマネジメント、販売店開発、商業向けトレーニングなど多岐にわたる分野でリーダー職を歴任。直近ではグローバルブランドおよびコミュニケーション担当バイスプレジデント、ならびに北米地域マーケティングの責任者を務めた。政府機関での行政や政策広報、イベント企画、政治キャンペーン運営などの経験も持つ。

 ネス・オーウェンズ氏は「ボブキャットは世界でも屈指のブランドの一つ。その成長に関われることは非常に光栄です。これからもチームの力を引き出し、顧客や地域社会とのつながりを強め、未来に向けた力強い前進を推進していきます」とコメントしている。同氏はドゥーサン・ボブキャット社(Doosan Bobcat)のCEO兼副会長であるスコット・パーク氏の直属となる。

 今回の経営体制強化にあたり、同社はマーケティング分野で2名の幹部昇格も発表した。クリステン・ヒンターマイヤー(Kristen Hintermeyer)氏とラネル・バシチェク(Lanelle Vasichek)氏が、それぞれブランドとマーケティング戦略の中核的役割を担うポジションに就任する。今後、ネス・オーウェンズ氏を中心に3名が一体となってブランド価値と市場展開をさらに強化していく構えだ。

■ボブキャット社について
 ボブキャット社は1958年に小型建機市場を創出して以来、「人々がより多くを成し遂げられるようにする」ことを使命とし、革新的なソリューションを提供し続けてきた。ローダーや油圧ショベル、トラクター、多目的車両、テレハンドラー、芝地整備機、小型圧縮機、可搬型電源装置、フォークリフト、各種アタッチメントなど幅広い製品群をグローバルに展開。強力な販売網を背景に、顧客の課題解決を支援している。
 同社は米国ノースダコタ州ウェストファーゴに北米本社を構え、持続可能な未来に向けて業界に革新をもたらし続けている。なお、ボブキャットブランドは韓国・斗山グループ傘下のドゥーサン・ボブキャット社が保有している。

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