日立建機、茨城大学施設にネーミングライツで「LANDCROS」愛称設定

・産学連携強化の一環、2030年まで5年間契約

 日立建機は7月1日、茨城大学との包括連携協定に基づくネーミングライツを活用し、同大学の水戸・日立両キャンパスの施設に「LANDCROS(ランドクロス)」の名を冠した愛称を設定したと発表した。命名は6月1日から開始されており、2030年5月31日まで5年間の予定となっている。

■2つの施設に愛称を設定
 愛称が設定されたのは、水戸キャンパスの共通教育棟1号館ライトコートが「日立建機LANDCROS SQUARE(ランドクロス・スクエア)」、日立キャンパスのE1棟多目的ラウンジが「日立建機LANDCROS LOUNGE(ランドクロス・ラウンジ)」となった。

■「LANDCROS」に込められた企業理念
 「LANDCROS」は、日立建機が2024年7月に制定したニューコンセプトで、あらゆるステークホルダーに革新的ソリューションを提供したいという同社グループの想いを表している。現在、この理念を具現化する製品やサービスに「LANDCROS」の名称を冠して展開を進めている。
 特に「LANDCROS」の”O”は「Open」を意味しており、今回の茨城大学との連携は、産学を含めた社外パートナーとオープンに協力し、新たな事業・価値を共創する姿勢を示すものとしている。

■今後の産学連携に期待
 日立建機では、茨城大学との連携を通じて「顧客に寄り添う革新的ソリューション」の創出を目指し、人材育成や新技術の探索に向けた共同研究をはじめとする様々な連携活動を継続していく方針を示している。

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