・静音性と操作性を向上、価格は56万6500円（税込）から
本田技研工業は6月25日、ハイブリッド式除雪機の新モデル「HSS960i」および「HSS1370i」の受注を、2025年秋より順次開始すると発表した。発電用エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド機構を搭載し、除雪性能と操作性を高い次元で両立した同社最上級モデル。希望小売価格（税込）は「HSS960i」が56万6,500円、「HSS1370i」が60万5,000円。
新モデルでは、エンジン音や振動を抑えながらパワフルな除雪を実現する「Hondaハイブリッドシステム」を採用。除雪部（オーガ）と走行機構を電動モーターで制御することで、低速でも高い除雪能力を発揮し、住宅街などでも静かに作業できる。
新たに「除雪ガイドモニター」を装備し、オーガの高さや角度、走行速度、燃料残量といった各種情報をカラー液晶ディスプレイに集約。視認性の向上により、誰でも直感的に操作できるよう配慮された。
このほか、雪の飛ばす方向や角度をスイッチひとつで調整できる「楽らくシュータ角度調節機能」、冷えた手でも滑りにくい新形状ハンドルグリップ、大型LEDヘッドライトなど、使い勝手を向上させる装備も多数盛り込んだ。
■モデルごとの主な仕様は以下の通り：
• HSS960i（全長1,500×全幅620×全高1,130mm）
除雪幅：605mm／除雪高：510mm／最大除雪量：最大50トン/時（目安）
価格：56万6,500円（税込）
• HSS1370i（全長1,550×全幅725×全高1,130mm）
除雪幅：710mm／除雪高：510mm／最大除雪量：最大65トン/時（目安）
価格：60万5,000円（税込）
いずれも製造はホンダのグループ会社「ホンダパワープロダクツ八千代」（埼玉県狭山市）が担い、全国のHondaパワープロダクツ取扱店を通じて販売される予定。納品は2025年の初雪シーズンに合わせて開始される見通し。
コメントを投稿するにはログインしてください。