・優れたアナリティクス技術により「Overall Analytics Solution of the Year(年間最優秀分析ソリューション)」を獲得
Jungheinrich(ユングハインリッヒ):2025年6月18日
ハンブルク発—-ドイツの物流機器メーカー、ユンハインリッヒ社の倉庫管理システム(WMS)が、権威あるSupplyTech Breakthrough Awards(サプライテック・ブレークスルー)において「Overall Analytics Solution of the Year(年間総合アナリティクスソリューション賞)」を受賞した。国際審査員団は、データベースのサプライチェーンソリューション分野における同社の革新力と技術的優秀性を高く評価した。
■包括的アプローチが評価のポイント
受賞したユンハインリッヒWMSとデータセンターモジュールは、その包括的なアプローチが高く評価された。このWMSは、透明性があり効率的で持続可能な倉庫プロセスを確保するだけでなく、統合されたAI技術を活用して倉庫作業員の日常業務もサポートしている。
ユンハインリッヒ・システムソリューションズ社の倉庫管理システム部門責任者兼代表取締役のマーティン・ヴァイグルホーファー博士は次のようにコメントしている。
「この受賞は、インテリジェントでデータベースのソリューションによって物流の未来を積極的に形作るという、ユンハインリッヒの主張を裏付けるものです。当社のWMSは、お客様のデジタルトランスフォーメーションの中核的なコンポーネントであり、柔軟性、知性、そして将来性を備えています。」
■厳正な審査を経て選出
年次開催されるSupplyTech Breakthrough Awards プログラムは、世界のサプライチェーン技術・物流業界において最も革新的な製品、企業、人材を表彰するものである。ユンハインリッヒのWMSとデータセンターモジュールは、1,000を超える国際的な応募の中から選出された。
この賞は、独立審査員団による多段階評価プロセスに基づいて決定される。各応募は、革新性、性能、ユーザーエクスペリエンス、機能性、市場への影響、付加価値といった基準で審査される。
■30年以上の実績を誇るWMS
ユンハインリッヒ倉庫管理システムは、倉庫内の物流全体を管理・制御し、業界を問わず持続可能で効率的なプロセスを実現している。物流の世界は絶え間なく進歩しているため、ユンハインリッヒWMSも同様に進化を続けている。
30年以上にわたり、社内のソフトウェアおよび物流専門家チームは、人工知能などの新しい物流トレンドを特定し、それらをスマート機能に変換してきた。ユンハインリッヒWMSの前方互換性により、顧客は顧客固有のパラメータを保持しながら、いつでも最新バージョンに切り替えて最新の機能開発の恩恵を受けることが可能である。
■ Jungheinrich(ユンハインリッヒ)について
ユンハインリッヒは、1953年にドイツ・ハンブルクで創業された世界有数の物流機器メーカー。フォークリフト、倉庫技術、物流システム、関連サービスを手がける総合物流ソリューション企業として、世界40カ国以上で事業を展開している。
同社は、電動フォークリフトのパイオニアとして知られ、持続可能なイントラロジスティクス(企業内物流)ソリューションの開発に注力している。倉庫管理システム(WMS)、自動化技術、デジタルサービスなど、幅広い製品・サービスポートフォリオを通じて、顧客の物流プロセスの効率化と最適化を支援している。
現在、世界で約20,000人の従業員を擁し、年間売上高は約50億ユーロに達する。ドイツ国内だけでなく、欧州、アジア太平洋、南北アメリカ地域において強固な市場地位を確立しており、日本市場にも長年にわたって参入している。
コメントを投稿するにはログインしてください。