Konecranes(コネクレーンズ):2025年6月17日
マテリアルハンドリングソリューションの世界的リーダーであるコネクレーンズは、TOC Europe 2025において、E-Hybrid RTG(ラバータイヤ式ガントリークレーン)と電動空コンテナハンドラーをグローバル規模で紹介すると発表した。
■E-Hybrid RTGの革新的な充電システム
コンテナターミナルでは、通常の運用フロー中にケーブルリールまたはバスバーシステムを介してE-Hybrid RTGのバッテリーを充電することが可能。バッテリー充電に必要な電力は60kWと、ケーブルリールまたはバスバーシステムで直接電力供給されるRTGが必要とする最大400kWと比較して大幅に少ない電力で済む。
この技術により、コンテナヤードインフラの建設や調整時に大幅なCAPEX(設備投資)削減を実現できる。すべての部品は実証済みであり、現在世界中で200台以上のハイブリッドKonecranes RTGで使用されているコネクレーンズのRTGバッテリー技術も含まれている。
■実績に基づく信頼性
同社のハイブリッドRTG技術は既に世界規模で実用化されており、その信頼性と効率性が証明されている。E-Hybrid RTGは、従来の電力供給システムと比較して、インフラ投資コストを大幅に削減しながら、環境負荷も軽減する次世代のソリューションとして注目されている。
■Konecranes(コネクレーンズ)について
コネクレーンズは、複数の業界にわたる幅広い顧客にサービスを提供するマテリアルハンドリングソリューションの世界的リーダー。日常的な改善から最も重要な瞬間のブレークスルーまで、常に業界のベンチマークを設定している。より安全で生産性が高く、持続可能な方法を常に見つけることができると確信しているからだ。
50カ国以上で約16,700人の専門家を擁するコネクレーンズは、世界が必要とするものを持ち上げ、取り扱い、移動させることで毎日信頼されている。2024年のグループ売上高は42億ユーロに達した。コネクレーンズの株式はナスダック・ヘルシンキに上場している(シンボル:KCR)。