乾麺製造大手の石丸製麺(香川県高松市)は6月11日、新たに建設する乾麺工場の地鎮祭を高松市内で執り行った。関係者約40人が出席し、工事の安全を祈願した。
新工場は鉄骨造3階建てで、延べ床面積は約5,000㎡。主にうどんやそうめんなどの乾麺を製造し、国産小麦の需要拡大に対応する。特に、香川県が開発した県産小麦のオリジナル品種「さぬきの夢」を使用した製品に注力する。
生産能力は、現在の約1.7倍にあたる1日34万食を計画。国内外で高まる国産原料への関心を背景に、供給体制の強化を図る。
新工場の稼働開始は2026年12月を予定している。