・Core Machineryの6拠点を直営化
Komatsu(コマツ北米サイト):2025年6月9
コマツは米国南西部におけるCore Machinery(コア・マシナリー)の6つの独立系ディーラー拠点の所有権を取得し、直営ディーラーに移行したと発表した。今回の買収は、顧客満足度の向上と事業成長を目指す鉱山戦略の一環。カリフォルニア州ベーカーズフィールド、モハーヴェ、ペリスの3拠点と、アリゾナ州プレスコット、フェニックス、ツーソンの3拠点が新たにコマツ直営ディーラーとなり、鉱山機械や部品、サービスの提供を開始する。
鉱山・カンパニーストア担当シニアバイスプレジデントのジョン・ワード氏は、「Core Machineryの優秀なチームを迎え入れ、統合チームによる製品ラインアップ拡充と顧客アクセスの向上を目指す」とコメント。6拠点の買収は同日付で完了し、アリゾナ州および南カリフォルニア州にまたがる直営ディーラーのエリアが拡大した。
コマツはアリゾナ州メサの鉱山施設を拠点に、これまでも戦略的な鉱山顧客をサポートしてきたが、今回の買収により南西部全域でのサービス体制が強化される。長年にわたり鉱山業界を支えてきた既存顧客へのサービス継続とともに、地域での事業拡大を図る構え。
■コマツについて
コマツは建設、鉱山、フォークリフト、産業機械、林業市場向けの技術、機械、サービスを開発・供給している。1世紀以上にわたり、製造業と技術革新を通じて顧客価値を創造し、人々、企業、地球が共に繁栄する持続可能な未来の実現に向けて他社とのパートナーシップを推進している。世界各地の最前線産業において、コマツのソリューションは現代インフラの開発、基幹鉱物の採掘、森林管理、消費者製品の製造に活用されている。同社のグローバルサービス・販売店ネットワークは、安全性の向上と生産性の促進を図りながら、性能最適化を目指す顧客の事業運営をサポートしている。
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